かたてわざ

いろんなことを、気が向く範囲で片手間で。って言いながら最近 2nd ブログと更新ペースがどっこいどっこい。

道志の森でソロ キャンプ ツーリング デビュー (できごと編)

さて、ついにキャンツー デビューしました。

もちろん一人です。

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非常にラーニングの多い 1.5 日間でした。

キャンプ前後に立ち寄った場所の話や、もちろんキャンプのギアまわりの話などもあるので、できごと編とモノ編で分けようと思います。

こちらはできごと編です。

デビュー地は、森のまきばオートキャンプ場、のはずでした。
でもここ、月曜が定休日だということに当日の朝気づきました。
近隣エリアはどこも天気が良さそうなので、他の候補のうち、キャンツー ライダー御用達っぽい道志の森キャンプ場へ行くことに。
近場なので、いざとなったら尻尾を巻いて逃げ帰れるようにという打算もあります。

他人のブログを見ていて、山中湖方面からアクセスすると買い物に便利との情報。
それもそうだと思って中央道を河口湖線まで進み、そういえばと思い立ってこの季節 (の平日) に立ち寄りたかったスポットへ。


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This is Japan という絵面ですね。
折しも桜はちょうど満開で、平日なのにかなりの混雑。
それでもバイクなら駐車場に難なく停められます。 
しかしまぁ、人出や光源を考えると、早朝に行くのがいいでしょうね (訪れたのはお昼時)。

オギノ山中湖店で買い出し。
13:30 頃にキャンプ場へ到着。
プール前のサイトに陣取りました。

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盲点だったのは、キャンプ場がまだ冬期営業期間扱いのようだったこと。
水場があるのに水が出ない、簡易トイレでないトイレがあるのに入れない、という状態。
アウトドアがサバイバルの趣を帯びてきました。

テント設営後、薪の確保へ。
ところが週末直後ということが影響してか、キャンプ場近くの 2 か所の薪販売所は在庫なし。



キャンプ場の管理棟も機能していないので、道の駅どうしで薪をゲットしてキャンプ場に戻ります。

日中は汗ばむ陽気だったのが、日が傾くとだんだん冷えてきます。
焚火で暖を取り、その合間にキャンプ飯とも呼べないほどの食事をし、早めの就寝。

これで、寒さで夜中に目が覚めるようなことがなければ、バタバタしたとはいえデビュー戦は勝利と思っていました。

が、そんなに甘くはありません。

0 時と 3 時に寒さで目が覚めました。
シュラフの中の使い捨てカイロを足したり、バイク用のジャケットを着こんだり、バイク用の電熱パッドを足元に入れたりなど、その都度対応しながらなんとか再び眠ることができ、5 時半ころ起床。
目の前のプールに氷は張っていないので、プラス一桁台の気温だったのだと思いますが、それでも明け方はぐっと冷えました。

山の陰から太陽が顔を出したのが 7 時。
そこから気温が上昇していきます。

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朝食をとってからマイペースで撤収作業を始め、10 時前に出発。
山中湖方面に戻り、石割の湯へ向かいます。 

とてもいい湯を堪能しました。
キャンプ ツーリングですが、クライマックスはここかなとw
風呂上がりの大広間でしばし放心。

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その後、定番の三国峠パノラマ台へ。
南アルプスもきれいに見えます。

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大井松田 IC まで R246 を東進し、昼食は中井 PA
食事のクライマックスはこれかなとw
しらすかき揚げがユニークでした。

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14 時過ぎには帰宅しました。


駆け足での回顧なので何が何やらという感じかもしれませんが、世の中のキャンツー童貞に一言だけ、とても大事なことを忠告したいです。



春のうちはデイキャンプにしとけ



とっても温暖なエリアに向かうなら別かもしれませんがね。

結局、一日の気温差が大きすぎるんですよ。
体感気温ベースで 20 度くらいでしょうか。
そうなると、モノも心構えもやることなすことも、寒暖両方に対応できるようにしないといけない。
ベテラン同伴ならまだ救いもあるでしょう。
でも、積載量に限りのあるバイクで、初めてのキャンプを、しかもソロでとなると、このシチュエーションは生易しくないです。
さらに、今回はキャンプ場が冬期モードだった点も追い打ちをかけているので、なおさら難易度が上がっていました。
混雑を避けて平日に敢行という点も、逆にトリッキーでしたね。

寒さで目が覚めたと言ってもガタガタ震えるほどではないし、食事や水分に困るような展開にもなっていません。
ただそれでも、達成感とともに挫折感のような気持ちが強く残るのは、モノの準備も気持ちの準備もそれなりにやった割には、この状況下で「ひとまず一晩やり過ごす」ことしかできなかったという感じがしているからでしょう。

デビュー戦なんてそんなものかもしれませんが、次につながる成功体験めいたものがもうちょっと欲しかったですね。
デビュー記事にありがちな「キャンツーにハマっちゃいそうです (^^」なんて締めができないくらい、思うところの多いキャンプでした。