5 時出発、16 時帰宅という日程で、南アルプスの北端をちょっとだけかじるような林道ツーリングをしました。
長野の未舗装林道はやはりすごいな、という感想。
こちらは山梨ですけどね。
往路
釈迦堂 PA の食堂オープン (6 時半) 直後に入り、醤油ラーメンを朝食に。
雲は多めですが、富士山頂も南アルプスの山々も見えて、朝のコンディションはなかなかでした。
清哲線
中央道を韮崎 IC で下りて、R20 を北上して間もなくの桐沢橋東詰の信号を折れてアクセスする、短い未舗装林道です。
広い道幅のフラットなダートで、ロード スポーツ モデルでもほぼ問題なく抜けられそうな素性のいい道です。
次の御庵沢小武川線の舗装路に、さっさと突入してしまうのがちょっともったいないくらい。
御庵沢小武川線
清哲線からだと終点側からのアクセスとなるそうです。
小武川線との分岐までは全線舗装ながら、冬季閉鎖明け直後のためか結構道は荒れていました。
舗装自体はきれいなんですが、落石や枝の倒れ込みなどが多いので、山の雰囲気を味わいつつまったりと抜けました。
小武川線
もう三度目の走行でしょうか。
小武川沿いの景観に加え、終盤 (北側) の適度なダートが林道ツーリングの雰囲気を盛り上げます。
もう一つ、小武川線のいいところは、ちゃんと距離を稼げる完抜け林道という点でしょうね。
「完抜けはしたけれども、入り口からさほど遠くない場所に出る」というのでなしに、ちゃんと移動を兼ねているのが好みです。
道の駅はくしゅう
この辺に来たら、確実にここで休憩している気が。
もふもふのわんこと、ちょっとだけ遊びました。
南方向の山々に黒い雲がかかっていて気になりましたが、次の目的地は北西方向だったので、行けるだけ行ってみることに。
黒河内林道アクセス → 迂回の未舗装林道
R20 をさらに下り、富士見の辺りから入笠山方面へ。
Yahoo! カーナビに従って進んでみましたが、前回同様、やはりマイカー規制で進入不可でした。
で、これまた前回同様に、迂回の未舗装林道 (富士見パノラマ スキー場に出る) で R20 に戻ります。
相変わらずなかなかハードな道ですが、二度目ということもあり、ちょっとだけいいペースで下りてきました。
金沢併用林道
R20 にいったん戻り、青柳駅のあたりから再び山へ。
芝平峠へのアプローチとして入った金沢併用林道が、とてもいいダートでした。
道幅もボリュームもあり、走りごたえは十分。
伐採作業中で立ち入り禁止という看板が道のわきにポツポツあって、斜面に入るなという意味で解していたんですが、出口まで来てみたら、そもそも入ってほしくなかった感じ…?
黒河内林道、再び
入笠山や入笠湿原の西側を通り、黒河内林道に再アクセス。
途中には山桜もいました。
ツーリング マップルにも結構な長さのダートとして現れる、黒河内林道の入り口に、ついに到達しました。
え、通れないやん
冬期間通行止ってアンタ、もう GW も明けてますよ。
っていうか通行止めの開始日は書かれてるのに終了日が空白とか。
っていうかもう平成じゃなくて令和なんですけど。
見てみると、カンヌキはフリーなんですけどねぇ。
ゲートの外にも中にもこんな風に書かれてたら、おいそれと入る気にならないですよねぇ。
長さがあるので、行くだけ行って終盤で詰むのは避けたいし。
ぶっちゃけ、この看板を見ると工事予定日以外は行けるんじゃないのと思えなくもないですが…。
結局、近い将来のリベンジを期して撤退することに。
杖突鐘打平線 (?)
芝平峠まで戻る際、分岐してから再び合流することが地図上で分かっていた、入笠山寄りのルートへ。
予想した通り登山客が多く、バイクは肩身が狭かったですが、こちらもダート区間があります。
勾配のきつい箇所もあるので、登り方向となる北側から来た方が楽しそうでした。
板室線
千代田湖を通り過ぎ、ゴルフ場に差しかかって間もなくのわき道へ。
これが板室線ですが、今日走った中ではやや荒れている方かな。
ちなみにここへ至る途中、17 km のダートを要する高嶺線の入り口も目にしましたが、こんなでした。
左の看板、ちょっと見づらいですが、4/15 ~ 9/30 の期間、8 時 ~ 17 時で通行止めと書いてあります。
基本的に今シーズンは通れないやん
入笠山のマイカー規制もそうですが、このエリアに 8 時前に到着するのはさすがに厳しいです。
さらに、17 km もあるダートに 8 時前に入ったとして、のんびり走っていて途中で通行止めの時間になったら、何がどうなるんですかね。
現に 5/18 の 11 時でこの状態で、まぁ物理的シャットアウトはないので詰んでしまうことはないにしても、モヤモヤするやり方ですねこれは。
閑話休題。
板室線も分流・合流する 2 つのルートが途中にあります。
北側の一方が未舗装のようだったので、突入。
車だったら困ってしまうような倒木も、バイクならすんなり通過。
合流地点で振り返ったら、こちらのルートには立ち入り禁止と書かれていました…。
まぁ、倒木の事を考えたらそれもそうなんでしょうけど、反対側から来たら、わからんがなこれ。
帰路
R20 に戻ってからは、途中で七里岩ライン (K17) も織り交ぜつつ戻り方向へ。
ETC プランの上では韮崎 IC から高速に乗ってよかったんですが、甲府昭和まで行きました。
ラーニング
- 長野の林道はスケールが大きい、しかし山梨のような公式情報がないので門前払いのリスクも大きい
- 七里岩ラインはいい道だが、R20 に戻るチャンスが意外に少ないので注意
- 心なしかセローを見かける機会が増えてきたけど、はやってんの?