えー、だいぶ間が開いてしまいました。
ツーリングは行けてないです。
ってか、行ってたら記事にしてます。
そうしてるうちに梅雨入りしちゃいましたね。
ずっと走れずにいると気が狂いそうになるので、たまにやるのが首都高を平日夜に走ること。
天気がいいのはもちろんのこと、仕事帰りが遅くない日で、家族との夕食後にふっと時間のできたタイミングを見計らって、ショート ランに出かけることがあります。
平日も 20 時を過ぎる頃になると、首都高はかなり走りやすくなります。
マイペースで夜風を浴びながら、きらびやかな都心の夜景の中を走り抜けるのも、かなり乙なもの。
ルートはほぼ決まっていて、こんな感じです。
以下、見どころなど。
3 号線上り
渋谷駅のバス乗り場を見下ろしたり、六本木ヒルズを見上げたり、ですね。
青山にあるコカ・コーラの社屋も何となく目が行ってしまいます。
インカム越しに Amazon Prime ミュージックで「都会に生きる」って感じの曲をかけると、気分が俄然アガってきます (下の曲がそうかどうかは置いといて)。
- アーティスト: Porter Robinson & Madeon
- 出版社/メーカー: Sony Music Labels Inc.
- 発売日: 2016/10/19
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C1 外回り (北)
前半はトンネル区間。
交通量がそれなりにあり、分岐も多いので、「首都高を走ってる」という感じが特にする箇所かもしれません。
オレンジの光の未来的な感覚に浸りつつ、まったりと走り抜けます。
6 号線 ~ 9 号線
箱崎 JCT まではそこそこ混んでいますが、9 号線への分岐路を駆け上がっていくあたりで、急に交通量が減ります。
そのため 9 号線は、自分の世界に浸りやすい路線で、平日の夜ならではの特殊性を強く感じられます。
左手には遠目にスカイツリーも見えますよ。
湾岸線
辰巳 JCT から湾岸線に入るあたりで、豊洲・東雲エリアの巨大なマンション群に迎えられます。
巨大な建造物の一つ一つの窓が、微妙に異なる色合いの光を放つ光景と、それにたった一人 + 一台のバイクで向き合っていることとのコントラストが、いつも不思議な感覚を与えてくれます。
レインボーブリッジ
言わずと知れた橋。
吊り橋。
東京湾。
都心の夜景。
ひときわ目立つ東京タワー。
そして、平日の夜にこんなとこ走ってる自分w
いろんな要素が気持ちを盛り上げてくれる、クライマックスといってもいい場所ですね。
芝浦 PA
休憩場所。
休前日の夜ともなれば、走り屋風の車で埋め尽くされるスポットですが、平日夜はスカスカ。
PA の中はもっとガラガラで、うまくすれば完全ポツーンもあります。
窓から何が見えるでもないんですが、缶ジュースを買って一休みするひと時が、ちょっと贅沢な感じ。
C1 外回り (南)
浜崎橋 JCT から再び C1 へ。
時間が許せば内回りを行くこともありますが、南側を行くことの目玉はやはり、東京タワーでしょう。
芝公園出口を過ぎたあたりが、タワーに最も近づく地点。
気を取られ過ぎるとカーブで危ないので、ご注意。
4 号線下り
自分の場合、4 号でも 3 号でも帰れるので、その日の交通状況や気分で決めます。
下道に降りたら流れはそれなりに詰まりがちになるので、首都高のこの区間が「締め」というか、クールダウン (別にホットな走りはしてないけどw) のセクションになります。
あとは安全運転で、家族のもとに帰るのみ。
まとめ
セローでまったり走るので、芝浦 PA での休憩を含めて、行程は 1 時間半弱といったところでしょうか。
正直な話、前職で気持ちがつらくなった時には、このナイトランが癒しと自省の時間でした。
今はそんなにつらくない (苦笑) ので、走ってる間はずっとニヤニヤしてます。
そのくらい、開放的で爽快なひと時です。
セローだから、というのも若干ある気がしますね。
高速道路では流れをリードするのに苦労しますが、首都高ならある程度マイペースで流していられます。
パトカーに抜かれ、引き離されるくらいのまったり加減ですw
もとより走行中に見える景色の写真は撮れないし、文字だけでこれらの見どころの魅力が伝わるかわかりません。
ただ、空気の澄んだ平日の夜にこのルートをたどる機会があれば、書いてあることの意味するところが確実にわかっていただけるのではないかと。
それではいつか、平日の夜に芝浦 PA でお会いしましょう。
なんつって。