20 年前の自分を顧みるネタが PC に残ってるかなと思い、探してみたら、こんなんありました。
1999 年製のファイル。
Windows 98 の時代ですね。
当時持っていた "ホームページ" (笑) の HTML ファイルです。
同じタイム スタンプのファイルが複数あるので、バックアップからリカバリした日付なのではないかと思います。
で、この badex.html に書いてあることがひどい。
以下、恥を忍んで転載します。
それは私がこの夏東北地方へと旅に出たときのことでした。私は東京駅から新幹線に乗って一路仙台を目指したのです。 折しも帰省ラッシュと重なったためか、ホームは混雑を極めていました。そこで私は早くから並んでおき、座席を確保しようと考えたのです。 しかし運の悪いことに、今朝飲んだ牛乳が私の胃の中でクーデターを起こし始めたようです。私の腹中は穏やかならざるものとなり、 一目散にトイレへと駆け込みたい状況でした。
ところが悪いことは重なるもので、私は前述のようにホームに並んで座席確保を意図していたわけです。それから時間は充分過ぎるほどに経過しており、 私の後ろには数十人ともおぼしき人々が列を作っているではありませんか。しかもそれだけならまだ、後ろの人に一声かけて、ポジションの確保をお願いすることもできたでしょう。 しかし私の後ろにいる数人は、皆で示し合わせたかのように携帯電話などでの会話にいそしんでいるではありませんか。これではとても彼らに声をかける気にはなれません。
いかんともしがたい状況の中で、私の腹部は武装蜂起や暴動と形容するにふさわしい騒がしさになってきます。そうこうしているうちに、もうすぐ新幹線がホームに入ってくる旨のアナウンスが流れました。 私はここで戦略を転換し、とりあえず車両に乗り込んで座席を確保し、そのあと車内のトイレを使用することに決めました。そして待つことさらに数分、括約筋はもう硬直状態です。 周囲の音は聞こえなくなり、全神経が臀部に集中しています。線路の向こうからだんだんと大きくなって近付いてくる新幹線は、私にとっての生命線となっているのです。
それからさらに、この車両にこれまで乗ってきた乗客の降車と車内の清掃が行われるので、私は降りてくる乗客をせかすように睨みつけ、かつ「早くしろよ」と念を送りつづけました。そして乗客が車内からいなくなり、あとは 車内整備を待つのみ、と思った瞬間、なんと電車が動き始めたではありませんか。そう、私は全神経を自分の尻に集中していたせいで、この車両が回送車両であるという説明の放送が まったく聞こえなかったのです。その瞬間、私の中で何かが
(以上の話はまったくのフィクションです)
これホントにフィクションですからね!
これ、ファイル名が示す通り、文字をぎっしり敷き詰めて行間が詰まって読みにくいぞっていう悪い例として、やっつけで作ったテキストなんです。
当時、CSS を学んでいて、その成果を披露するための一連のコンテンツがあったのでした。
でも、よりによってテキストのネタをなぜこんなのにしたのかは、今となっては不明w
たぶん、実際に書いたのはタイム スタンプよりもっと前だと思います。
1999 年の 4 月って、プライベートでかなり大きな節目にいた記憶があります。
あ、だから PC の再セットアップとかリカバリとかやってたのかな。
あの当時からしたら、今の自分はちょっとは大人ってやつになれたのかなぁ…(遠い目)