4 年近く前に RAID 構成の HDD がおかしくなり、SSD + HDD 体制にしたのでした。
ただ、残った片肺の HDD も近頃挙動が安定せず、ファイル コピーの際にエラーを吐くようになったのを受けて、もう 500 GB の SSD に寄せちゃおうかなと。
さすがに HDD にいたすべてのデータを移行することはできないので、外付け HDD と OneDrive をうまく使おうと思い立った次第。
で、単に SSD に持つデータと持たないデータを振り分けるだけなら話は簡単なんですが、tips めいた点としては、[ドキュメント] フォルダを OneDrive で取り扱うときの話です。
いくつかのプログラムが、作業ディレクトリを [ドキュメント] に作ってしまうせいで、大量のファイルを持たされたりそれが同期させられたり、挙句の果てに他のファイルの動機を妨げて (遅らせて) しまうことがあります。
自分の環境では、Kindle for PC と R (RStudio) が該当します。
なので、その作業ディレクトリを OneDrive 同期対象外の場所に移動させる必要があります。
以下、そのやり方。
Kindle for PC
これは簡単ですね。
メニューから [ツール] → [オプション] で [コンテンツ] から [フォルダを変更]。
ちなみに細かいですが、書籍を開いた状態だと [フォルダを変更] が押せないので、ライブラリに戻ってから設定します。
R (RStudio)
実は今回の記事は、これを備忘録的に書き留めるためのものなんですわ。
R や RStudio をインストールすると、デフォルトで [ドキュメント] に [R] というフォルダができ、この中に後からインストールしたパッケージがどんどん入ってしまうんですね。
ファイル数がとんでもないことになったり、さらには余計なプチ画像ファイルまでたくさん OneDrive に同期されたりと、いいことがありません。
ただ、こいつを恒久的に動かす方法がなかなか見つかりませんでした。
とはいえ見つかった究極的なソリューションはこれ。
元ネタの Stack Overflow の記事が今ちょっと見当たらないんですが、仕事で RStudio を使っていて見つけました。
他にも、Rprofile に追記するとかなんとか同様の手はあるんですが、これが一番シンプルじゃないかと思います。
これで OneDrive の同期がつつがなく動作するようになりました。
ホントは iTunes が引き起こす同様の問題もあるんですが、今のところ解決策が見つからないのと、以前それに懲りて [ミュージック] は同期対象外としているので、今のところはこれで行きます。