自分の職場は、新型コロナウィルス対策のテレワークがずーっと続いています。
それができる環境なのだから恩恵にあずかっていればいい話なのですが、よく言われるようにテレワークにもメリットとデメリットがありまして。
特に自分の場合、オンとオフの切り替えは明確にしたいクチで、在宅勤務でも意図的にそうしてはいるものの、現実には仕事でもプライベートでも同じ PC デスクに座りっぱなしの生活が続くと、気持ちの切り替えが難しくなります。
ましてや休日も大手を振って外出しづらいムードが続いていて、週末の気晴らしも難しい中、これは平日のテレワーク環境に何か変化を付けないといけないなと切迫してきた次第。
で、ホテルのデイユース プランを試し始めました。
もちろん自腹です。
コロナ禍を受けて、ホテル業界もテレワーク需要に応えるという名目でデイユース プランを拡充しているところが多いようです。
が、中にはチェックインが 12 時とか、利用時間が 3 ~ 4 時間とか、「それってただ日中の空室を埋めたいだけでしょ」みたいなプランがあるのも事実。
こちとら朝から夕方までしっかりやる気なんですよ、と。
そうした目線できちんとプランを選別できそうだなと思ったのが、じゃらんと楽天トラベル。
どちらもデイユース用のページがあって、検索条件にチェックイン時間や滞在時間を指定できるので、「9 時チェックインで 9 時間滞在」のような利用イメージに合ったプランを探せます。
では実際にどのエリアでやるのか、という話が次にくるわけですが、テレワークをしにホテルへ向かうために通勤時間帯の電車に乗るというのは本末転倒なので、自分の場合は
1. 一般的に混みにくい下り方面のエリア
2. 車かバイクで行きやすいエリア
という方向性で考えます。
#2 の場合は駐車場事情はもちろん、距離によっては高速料金なども考慮する必要があります。
そこまでして自宅を離れたいのかと聞かれそうですが、それほどまでに在宅勤務というスタイルが自分の中でちょっと行き詰まってしまったような気がしているので、まずはやってみようと。
やってみてどうだったかというと、
思った以上に集中できてすげーいいかもこれ
という感じです。
- 移動時間がオン/オフの切り替え時間になる
- 自宅と違って部屋に余計なものがないので気が散らない
- 窓から見える景色が新鮮
- ホテル周辺はえてして外食スポットに恵まれている
- チェックアウト時間に制限があるので切り上げるタイミングを意識しやすい
機能的かどうかという観点では、自宅の大型モニターや高機能チェアに分があるのは事実なんですが、「仕事をするための自分だけの場所に来ている」という感覚が在宅勤務漬けの精神にはとても新鮮です。
本来プライベートな空間である自宅で (フリーランスでなく会社員としての) 仕事をするというのが、実は自分にはあまり向いていないのかなと思わされるほどです。
ホテル代も交通費も自腹だし、スケジュールによっては移動時間を確保できないこともあるので、さすがに毎日とはいきませんがこれはちょくちょくやっていきたいレベル。
もちろん、やるほどにお金はかかります。
ただ、これまでの引きこもり生活で浮いた昼食代というのもあるし、そもそも自分の精神衛生のための必要経費だと考えれば、プランの選びようによってはそこまで痛い出費にはなりません。
ノマド的テレワークを強化するデバイスをポチったところなので、今後も続けていきたいと思います。