昨シーズンのスキーは滑走日数がわずか 1 日。
今シーズンは 1 月下旬からの始動ですが今のところ 3 日。
いったんスキーに行きだすと「スキー熱」が急に高まるのですが、今回アレが発症してしまいました。
「長板が欲しくなる病」です。
振り返れば 2001 年 2 月以来、所有する板は短いものがメインでした。
この時手にしたのはフィッシャーのファンスキー (98 cm)。
どうやらそこから 10 年間ほどはファンスキー一筋だったようで、2011 年になって購入したのが 135 cm のミッドスキー。
その後、翌 2012 年初頭に K2 の Aftershock という長板 (174 cm) を購入するも、デビューさせたのはその年の年末。
ところが、長さと重さからくる取り回しの難しさに慣れず、2 シーズンほどで手放してしまったのでした。
2014 年には、オールマウンテン ミッドスキーと呼べそうな Spruce Sherpa (130 cm) を海外出張の際に購入。
それ以降、Freeline と Sherpa の 2 台体制で長らくやってきて、家族もすっかりストックなしのフリー ハンド派になりました。
しかしここで再びの「長板病」。
きっかけは Kindle Unlimited で読んだ Skier 2022 でした。
サロモンの S/FORCE という板の、「レーシングカーでもスポーツカーでもなく、SUV のようなオールラウンダー」という位置づけに感心し、「結局はゲレンデ内で気ままに楽しめりゃいいんだよな」と再認識。
「スキー慣れ」はしているので中級以上の足前と言って差し支えないと思いますが、オフピステやフリーライドなんてやる機会がそもそもないし、かといって検定目当てのギュンギュンした滑りをするわけでもない。
基本は家族とまったり滑って、時折そこそこの高速カービングを楽しむという程度。
肩の力の抜けた、マイペースな滑りができて、かつミッドスキーよりすぐれた滑走安定性が得られればそれでいいのでは? と思うようになりました。
S/FORCE 自体はサロモン直営店でしか買えないということで、そんな希少性はなくていいから似たようなポジショニングのものをと誌面を物色していたところ、出会ってしまったのがエランの Amphibio STi というモデル。
- デザイン
- エラン史上最軽量という触れ込み
- 実勢価格 5 万円台という値ごろ感
そのいずれもがグッと来てしまったので、本日朝から神田に突撃して (電車で!) お持ち帰りしました。
長さはあえて 160 cm を選択。
身長 (178 cm) に比べるとかなり短めですが、積み込みや取り回しの容易さと、ミッドからのステップアップという位置づけを考慮して判断。
ただ実際に立てて持ってみると、口のあたりまで届く長さなので短すぎるということはないでしょう。
重さについては、店頭で受け取った瞬間には「案外重いな」と感じたものの、長板としてはかなり軽いのだと思います。
2 本を組みにして、センター部分を片手でつかんで歩ける感じです。
Freeline よりはさすがに重いですが、もしかしたら Sherpa より軽いような…?
あとはもう、このデザインというかカラーリングが最高。
スキー用のウェアもヘルメットもグリーン基調なので、板やビンディングの色がバッチリ合いそうです。
見た目、性能 (軽さ)、価格感がマッチする以上、ほかの選択肢はほとんど目に入りませんでしたね。
左右非対称設計ということで、奇しくもフィッシャーのファンスキー購入時と同じ記事タイトルを添えられることとなりました。
今度の連休にでも、さっそくデビューと行きたいところです。