明日からの仕事場は、自転車通勤ができなくもない距離。
直接自転車で乗り付けてしまって問題ないかは、別途確認しますが。
とはいえそこそこの距離もあるので、当初はスポーティな電動自転車を考えていました。
いわゆる e-bike ですね。
ただ、どうしても高いし重いというので、検討はすれども踏ん切りは着かず。
そうするうちに、非電動のスポーツ自転車であるクロスバイクがいいのではないかという方向性に。
しかも、奥さんの実家に乗られていないクロスバイクがあるというので、借り出して手入れすることしばし。
ちょっとした距離をテスト ライドするくらいのことはできました。
バイク (オートバイ) に乗っている身からすると、自転車関係のアクセサリやパーツの価格ってかなり良心的ですね。
スポーツ自転車の初心者向けガイドのようなものを読み漁りながら、あった方がいい装備とか、メンテナンスに必要な道具などを買いそろえていくのは、楽しい時間です。
しかしながら、実際にスポーツ自転車に乗ってみて思うのは、交通ルールと実状とのギャップ。
原則として車道を走るとか、あらゆる交差点で二段階右折とか、歩行者よりはよっぽど高速だけど自動車よりはかなり低速という乗り物ならではの取り扱いの原則論はわかります。
でも、実際の道路のキャパシティや他の交通主体 (歩行者を含む) からの期待のようなものが、どうもマッチしていない、あるいはバラバラすぎる気がします。
すごく前向きに言えばフレキシブルな乗り物ですが、はっきり言って交通法規と現実的な交通安全とのはざまに落ちかかっているようにさえ思います。
かえって、「自転車ってこんなに (交通状況の中での立ち位置が) 危なっかしい乗り物だったっけ?」と困惑しつつあるところです。
これなら、ほぼ自動車と同じ扱いで機敏に動けるバイク (オートバイ) の方がシンプルに乗り回せそうなくらい。
雨雪や暑さ・寒さに弱いのは一緒ですしね。
まぁ、駐車料金の感覚が全然違うので、そこがネックですけど。
スポーツ自転車は道具として見れば楽しい世界なのに、現実的にどう乗っていくかという点で、難題を抱えているのだなぁと思わされたのでした。