秋から春にかけては、ライディングの際に PowerAge のパンツを愛用しています。
長さが絶妙で、冬用のライディング シューズとしている Bates Delta-6 との組み合わせなら足首もあまり露出しません。
が、乗車姿勢をとって膝が屈曲していると、出るには出るんですね。
春や秋はまだしも、冷え込みが強まる冬には結構気になります。
この露出部分をカバーする、登山で言うゲイターのようなものがあればいいわけです。
(写真はモンベルのシンプル ショートスパッツ)
ただ、登山用ゲイターって基本的には雨水や砂利の侵入を防ぐためのもので、防寒用というのとはちょっと違います。
また、たいていこのようにシューズのソールの下を通す構造になっていて、バイクのライディングの観点ではステップとの干渉なども気になります。
防寒目的でネオプレン素材などで、ライディング向きのいいものがないかなとしばらく物色していたら、ドンピシャのものがありました。
アイデア系の小物にも強い、ラフロの一品です。
上図のように「外巻き」と「内巻き」のどちらも想定されているんですが、結局どちらがいいのか、というのがポイント。
朝の冷え込みが厳しいこの日曜、首都高ランで試してきました。
休憩地点の芝浦 PA まで「左・外巻き + 右・内巻き」、そこから自宅までは「左・内巻き + 右・外巻き」で体感テストです。
結果、防寒目的では内巻きの方がよいようです。
外巻きはライディング パンツのずり上がりにつられる傾向がわずかながらあります。
アキレス腱部の露出まではいかないものの、内巻きと比べてかすかに冷えを強く感じました。
ボタン付きベルトで前部は固定できるので、いずれにしても露骨なずり上がりはありません。
欲を言えば固定したいのは後部 (アキレス腱部) なんですが、シューズ側の深い位置にループでもない限り無理でしょう。
これで冬期のライディングに快適要素が増えました。
基本は週末の首都高ランですが、「冬の保存食」房総エリアも視野に入れていきたいです。