OSMO ACTION を最近使ってないなと思いました。
メルカリで手放すのも手なんですが、購入から 4 年近く経っていて、すでに OSMO ACTION 4 まで世に出ている状況で出品しても、売値はたかが知れそう。
それよりはしっかり使い倒していこうということで、狙いを定めた利用シナリオはスキー。
最後に使ったのもソロ岩原でした。
やはりウィンター スポーツだと、ポケットからスマホを取り出してロックを解除して、というのが面倒なので、さっと撮れるとありがたいです。
ミッド スキーの時はフリーハンドだったので自撮り棒を使っていました。
長板にシフトしてからは、ストックのグリップにミノウラのバーマウントで取り付けていました。
ところがこの方式だとグリップの握れる部分が短くなってしまい、かつ重量バランス的にも微妙。
かといってポケットに入れてしまうと、取り出すのがやはり手間です。
自分が滑っている動画を撮るよりも、小休止の際に景色の写真を撮るとか、ストックを自撮り棒がわりにして家族などの写真を撮るとかいうケースの方が多いので、変にかさばらない格好でストック上端にマウントしてしまうのが理想。
その一方で、休憩の時などはカメラを付けっぱなしにしたくないので、クイックに取り外せるしくみも必要です。
いろいろと考えた結果、以下のソリューションになりました。
まずは用意したもの。
ネジとワッシャをホムセンで調達。
一本だけ出ているのが、もともとストックのグリップを固定しているねじです。
右の黒いパーツは OSMO ACTION 同梱のもの。
このうち右下の丸いパーツがミソで、よくあるねじ込み式の台座 (右上の 2 点) とは別に、それらを 1/4 回転のねじ込みで着脱できるクイック リリース ベースとなっています。
このベースが粘着式となっているのですが、さすがにストックのグリップ上面にはフィットしません。
そこで、既存のものよりちょっと長いねじを使って、ワッシャと共締めしてしまいます。
これでグリップ上端に円形の平面ができ、ベースを貼り付けられました。
粘着面の直径が 42 mm のところ、外径 40 mm のワッシャが見つかったのでいい感じに収まります。
内径が 6 mm になってしまいますが、M4.1 ねじの頭部径は 8 mm ほどあるので、しっかり締め込めば固定に問題なさそうです。
ねじは既存が 32 mm 長に対して、ワッシャの厚みや頭部が飛び出ることを考慮して 38 mm 長に。
頭部の干渉を嫌ってさらねじにしましたが、ベースの中央にはすき間もあり、既存のねじの使い回しでも問題ないかもしれません。
以上、400 円ちょっとの材料費でストック上端マウントが完成。
次回のスキーで試してみたいと思います。