かたてわざ

いろんなことを、気が向く範囲で片手間で。って言いながら最近 2nd ブログと更新ペースがどっこいどっこい。

電動キックボード初体験

今日はゴルフヴァリアントを 1 年点検とスタッドレス交換のため、ディーラーに出してきました。

作業時間の見込みは 3.5 時間。

 

家からディーラーまではちょっとだけ距離があるので、折りたたみ自転車も積み込んで、車を預けた後に動けるようにする予定でした。

が、タイヤを積んでいる状態で折りたたみ自転車が入りません。

まぁ、必要ならバスも使えるしということで、そのまま出発。

 

車を預け、まずは歩きで近隣の商業施設に行きますが、時間を持て余します。

やはりいったん帰宅しようということで、バス路線に沿って歩き出したところ、Luup のスポットを発見。

 

luup.sc

 

そういえば自宅の近所にも最近スポットが増えました。

 

「あれ? これを使えば行き来できるんじゃね?」

 

と思い立ち、物は試しとアプリをダウンロード。

…とやっているうちにバスが来たので、まずはバスで帰宅しました。

 

バスの車中で説明をいろいろ読んで、システムを理解。

Luup には電動キックボードと電動アシスト自転車があり、最初は無難に自転車の方でと思っていましたが、せっかくなのでキックボードにチャレンジ。

 

電動キックボードで自宅近所のスポットからディーラー近くのスポットまで向かいます。

 

平地で 20 km/h 出るんですが、なかなか爽快です。

上り坂ではさすがにノロノロになります。

速度域としてはいいペースの自転車と同じですが、フル電動なので動力を制御する意識が必要です。

バイク乗りにはそんなに違和感がないものの、自転車の感覚で乗るとちょっと危険度はあると思います。

 

前後ブレーキは自転車と同じで、アクセルはボタン式。

バイク乗りにはグリップをひねる操作の方が慣れていますが、ボタンの方が万人受けするんでしょうかね。

 

個体差かもしれませんがブレーキの利きは意外に弱め。

しっかり握りこまないときちんと減速できません。

 

ウィンカーが付いているのですが、作動させるとピコピコとやたら大音量で鳴ります。

安全のためなのだろうとは思いつつ、ちょっと気恥しいです。

 

スタート後、キックボードのパネルを見たら、充電は 2/5 くらいしかありませんでした。

途中で「電欠」したらどうしようかと思いましたが、無事にディーラー近くの返却スポットまでたどり着きました。

移動距離は 5 km ほど。

初回ライド 30 分無料のクーポンを使って 20 分強の利用だったので、費用はかかりませんでした。

 

感想としては、面白いです。

当然ながら利用したいスポットに機体があることと、乗り捨てたいスポットに空きがあることが大前提となりますが、アプリを絡めたしくみ全体がよく考えられている感じ。

歩くにはなかなかの距離だけど、タクシーを使うほどでもない、という行動範囲で役立ちそうです。

 

気になる点としては、混合交通の中での立ち位置でしょうか。

基本的に車道を走らないといけないので、車が走っている中をくぐり抜けていく注意力と運動神経は必要です。

そうでないのんびりした道しか走らないなら別ですが、誰でも安全に乗れるかというと、ちょっと人を選ぶ気はしますね。

自転車であれば、どうしても車道の交通量がシビアであれば歩道に逃げることも (事実上) できるわけですが、電動キックボードは (建前上) そうはいきません。

自転車と同様にヘルメットは努力義務ながら、将来義務化されても違和感はないです。

 

あとは利用シーンをどのくらい作れるか、どれくらい気づけるか、というところでしょうね。

料金プランも工夫がされているし、利用したいときに利用できる状況であれば、今後もぜひ使っていきたいと思います。