ファミリーで上越国際スキー場に行ってきました。
二泊三日の日程でコンディションは著しく変わり、これこそオールマウンテン スキーに自分が求めるものなんだろうなと確信を深めました。
一日目、都合により午後からの滑り出し。
天気は良く、斜面はすでに荒れていますが、気温が案外低めで雪はゆるんでいません。
二日目、朝イチのグルーミング バーンは非常に快適ながら、すぐに荒れ始めます。
晴れて雪も緩み、ふもとはシャバシャバになるも、人気が少なめのエリアはなかなかのコンディションを保っていました。
ナイターでは多少雪がちらつくも、やがてやんでしまいました。
気温が下がり、足元はカチカチ。
三日目、まさかのゴン降り。
圧雪がまったく追いつかず、奥さんと長女は一本目でリタイア。
自分も足元はともかく、ゴーグルの着雪や曇りがひどく、昼前まで滑って終了。
今回はレンタルもせず、自前の Amphibio STI で滑りました。
これだけ変化のあるゲレンデに、しっかり対応できるんですわ。
もちろん得意領域はグルーミング バーンでのカービングということになりますが、そこで内足の使い方を研究しました。
参考にしたのがこちらの書籍。
書いてある通りにやれているのかよくわからないものの、意識して操作してみると、これがなかなかしっくり来ます。
カービングの安定感が増し、ギュンギュンさせた時の疲労が減る感じ。
二日目は終日滑り倒したのに、翌日に疲れや痛みがまったく残りませんでした。
三日目の非圧雪はさすがに内足が云々とはやっていられませんでしたが、こちらはいわゆるパウダー操作のような感じで堪能しました。
Amphibio もさることながら、自分の滑り方の対応の幅も広がっているのかもしれません。
そして、あらためてオールマウンテン スキーについて。
やはりゲレンデ内だけでもこれだけコンディションが変わるので、荒れた斜面や非圧雪への対応にある程度の比重を割きつつ、あらゆる斜面状況を及第点以上の内容でクリアできるであろう板への興味が尽きません。
先日の Sky 7 HD の体験と、Amphibio との対照を考えると、170 cm 台前半の長さ (174 cm 前後) で 90 mm 台半ばのウエスト幅 (94 ~ 96 mm)、というのがスペック的にはいい立ち位置のように思います。
でも、そこから先はもうデザインを中心にした感性の世界かな、という気もしています。
レビュー動画やレビュー サイトをいろいろ見たところで、結局自分が特定の斜面状況を目の前にしてどう感じるか、というのは誰が保証してくれるものでもないんですよね。
板の性格を想定する材料としては、サイズと素材 (チタンやカーボンなど) くらいがせいぜいでしょう。
レビューは参考情報ではあっても決め手ではなく、「誰がどんな評価をしていたか」よりも、「自分がその板を気に入って、所有欲を満たされている」ということが一番大事だと思います。
あとはまぁ、もちろん予算の問題もありますね。
3 月は売れ残りの板であればお安く手に入るチャンスもあるようですが、買えたとしても来シーズンまで乗れないので、タイミングとしては 10 月くらいまで待たないといけなさそうです。
半年以上先の自分の物欲がどうなっているか、わかったものではないものの、このブログ記事が一種の備忘録になればいいかなと思っています。