本っっっ当にひさしぶりに、PC を組み直しました。
マザボからの取り換えが 2013 年 3 月以来なので、実にほぼ 9 年ぶり。
きっかけは、従来の構成だと Windows 11 にアップグレードできないと言われたこと、がやはりそれなりに響いてますね。
あとは、まだまだ現役の高スペックだと思い込んでいたところ、R の処理速度が MacBook Air M1 に劣るケースがあって、データ サイエンス チャレンジを続けるなら最新の CPU に切り替えてみてもいいかなと思えたことです。
今回のコンセプトは以下の通り。
1. コスパ優等生とされる Ryzen 5600X で AMD 陣営に久しぶりに復帰
2. ストレージは NVMe 一発にしてケース内空間をリストラ
3. グラボと対照的にメモリは買い時・盛り時なので 32 GB 体制に
メモリは 16 GB でもいいかなと思っていたんですが、容量単価がだいぶ安かったのと、R で巨大なデータ フレームを処理する際に使い切ってしまうことがまれにあったこと、これまでが 16 GB だったのでグレードアップ感を出したいことから、32 GB にしました。
購入したパーツは下記で、これら以外は既存パーツを流用しています
ブランド | 品名 | 価格目安 | |
---|---|---|---|
CPU | AMD | Ryzen 5 5600X | 36,000 |
マザーボード | MSI | MAG B550M MORTAR WIFI | 15,000 |
メモリ | Corsair | VENGEANCE LPX (16 GB x 2) | 13,000 |
ストレージ | Plextor | M10PGN (1 TB) | 17,000 |
入手したパーツたちです。
当初は Mini-ITX のマザーボードにしてケースも小型化しようと考えていました。
が、目星をつけたケースがいずれも手持ちの Palit GeForce GTX 750 Ti KalmX を収められないことがポチる直前にわかり、これまた 2008 年以来 (!) 使い続けている、SilverStone SST-SG03 が現役続行となりました。
ケースも久しぶりに空っぽに。
相変わらず水冷に手を出す気はなく、CPU はひとまず純正クーラーで冷却することに。
ケースの密閉度が低いこともあり、純正クーラーの音はちょっと耳につきますね。
しばらくしたら換装するかもしれません。
初期動作確認のついでに BIOS アップデート。
メモリもしっかり 3200 MHz 動作です。
一方で、OS のセットアップにはかなり手間取りました。
1. 手持ちのインストール USB メディアが実は Windows 7 だった
2. 手持ちの Windows 10 ISO からセットアップしたらアップデートに時間がかかりすぎた
3. Windows 10 最新版の ISO がマイクロソフトの web サイト (の分かりにくい場所) にあったので結局やり直した
というのを経て、今に至ります。
#3 についてはちょっとトリッキーで、普通に検索すると Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロードのページってなくなってるんですね。
ところが、URL を ja-jp から en-us に変えると出てきました。
さらにここでもう一つトリックがあって、PC のブラウザで見る分には update assistant とか media creation tool とかのリンクが表示されますが、開発者ツールなどで他のデバイスをエミュレーションしてみると、ISO イメージが直接ダウンロードできるようになります。
日本語版ももちろん入手できます。
そんなこんなで最終的にバージョン 21H2 を直接インストールできたのでした。
で、Windows 11 にいつ上げるかですが、実はまだちょっと考え中。
ここまでやっておいてなんですが、OS のインプレース アップグレードって好きじゃないんです。
新 OS を入れるときは常にクリーン インストール派。
とはいえ Windows 11 のライセンスを別途持っているわけではないし、無償アップグレードができるうちに最終的にやってしまうと思いますが、まずは手にしたこのスペックを使い慣れた Windows 10 環境で満喫しようと思います。