脳内キャンパーのはずが実際にギアも着々とそろってきて、
「あれ? ひょっとしてマジで行けちゃうんじゃね?」
などと、すっとぼけたノリでツーリング マップルを眺めています。
これまであまり立ち寄ったことがないエリアで、近くに日帰り湯があって、買い出しスポットからも極端に離れてないキャンプ場ってどんなかな~などと見ているうちに、ふと目にしたのが
「24 時まで入浴 OK の立ち寄り温泉とビジネスホテルがドッキング」
などという説明のついた施設 (長野県飯田市の殿岡温泉元湯 湯~眠ですな)。
「あれ? ビジホに大きな風呂が付いてりゃラクだし最高じゃね?」
と思ってしまい、「ビジホ ツーリング」で検索してみると有用な情報がいろいろと。
さらには Kindle Unlimited で読んだ Go Ride に「オフ旅達人の旅装備」なる特集があって、
実は荷物がかなり少ない鉄人・カソリ氏について、こんなコメントがありました。
過酷なバイク野宿旅をしてきた賀曽利さんだが、装備を見るに今はド軽装。それはなぜか。「距離」を稼ぐことに特化したスタイルは、走り続けて 0 時にビジネスホテルにチェックイン、4 時には出発という最高に時短でシンプルな形に昇華していた。
ここまでストイックではないにしても、なんだか自分が妄想していたロング ツーリング スタイルにかなり近いような…。
確かに深夜にイン、明け方にアウトなんて、設営や撤収の手間、周囲への迷惑などを考えるとキャンプ場では現実的にできません。
就寝環境の快適さ、プライバシーの確保度合い、シャワー or 入浴環境の確実性、インとアウトの手軽さ、必要な装備のコンパクトさ、いざという時の各種施設へのアクセス、どれをとっても
ビジホが上
ですね。
前回の記事でちょっと硬派ぶって「キャンプ自体は目的じゃない」と言い切っちゃった時点で、こりゃビジホでよくなってしまうような…。
泊まる場所を探すのは、なっぷではなくじゃらんだったということで。
これからの季節のテント泊は相応の装備と覚悟が必要なところ、ビジホ泊なら積雪・凍結がないエリアだったら普通にできますもんね。
なるほど、だからキャンプはむしろ目的化しないとやる意味がないのか。
脳内ソロキャンパー、今になって納得です。